立教大学の外部検定入試対策情報まとめ

立教大学は、「21世紀の社会をリードするグローバルリーダーの育成」を目標に掲げ、その一環として英語4技能に秀でた学生の入学を促進しています。そのため、大学独自の英語試験を廃止し、全ての学部で英語資格・検定試験を活用した入試を導入しています。一般入試、大学入学共通テスト利用入試のほか、国際コース選抜入試や、自由選抜入試でも英語資格・検定試験のスコアを活用した入試を実施しています。

※一般入試において文学部のみ大学独自の英語試験を行う試験日があります。

一般入試において利用できる英語外部試験は、英検（実用英語技能検定）、ケンブリッジ英語検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBTのほか、大学入学共通テストの英語も利用可能です。
英語外部試験の最低スコアの設定は行わず、スコアさえあれば出願は可能です。2年間で一番良いスコアを提出すること（試験実施月から2年以内のスコアが有効）ができるのです。英検準一級合格以上のような指定等級はなくスコアのみで判定されます。

大学入学共通テストの成績のみで合否を判定する場合は、受験する学部・学科（専修）により、3科目型、4科目型、6科目型で実施。英語外部試験のスコアを提出した場合、大学入学共通テストの「外国語」の得点とどちらか高得点の方で合否判定が行われます。

大学より英語外部試験スコアからの得点換算について明確に示されていないため正確なスコアはわかりませんが、CEFRのB2レベル以上は必要になることは間違いありません。英検（実用英語技能検定）のスコアであれば、2,300点以上（各技能500点以上）です。大学入学共通テストの場合ですと90%超えの正解率がみなし満点ラインになるのではないかと推測されます。

※英検対策ドットコムは、外部検定利用入試で外国語（英語）を利用した受験対策講習もご用意しております。

立教大学は全学部試験を複数日程で実施する方式のため、どの学部でも同じ試験を受けることになります。

つまり、学部ごとの対策が必要ないのです。さらに同じ学部でも複数日程（3科目選択の場合最大4つ）受験ができるため、とにかく立教大学！という人にはとても有利です。又、複数の日程から選ぶことができますので、他校の受験日との重なりが減って併願の幅も広がります。特にこれといった志望大学や志望学部がなく、とにかくレベル的にMARCH以上ということであれば、外部試験利用で併願校も戦略的に絞り込み上手な組み合わせを作ることができるはずです。

どうしても立教に行きたい！という人は、高校3年生の夏までに英検準－級（2,304点以上）または又はその他の外部試験CEFRのB2レベル以上のスコアを取得しましょう。秋に自由選抜入試（旧AO入試）を受験し、不合格だった場合は、
一般入試で再チャレンジするというプランです。大学入学共通テスト利用の場合、当日の体調や試験問題との相性など不確定的要素が多く危険です。立教の受験対策は計画的且つ戦略的に！

※掲載された内容については、立教大学の2022年度入試要項を基にしております。最新化された正確な情報や詳細については必ず大学の入試要項をご自身でご確認ください。

立教大学の2022年度入試要項