【2022年】英検で受験できる早稲田大学の総合型選抜入試(AO入試)
早稲田大学は、国内および世界のあらゆる地域から学生を迎えいれることをアドミッションポリシーとしています。そして、早稲田大学が創立150周年にあたる2032年に向けて掲げているのが、WASEDA VISION 150です。
その数値目標は、「大学を卒業するまでにすべて(100%)の日本人学生が海外へ留学する。」
「外国語による授業の割合を50%とする。」「外国人学生数1万人」といったものです。
この目標値を達成するための新しい入学試験方式がすでに始まっているのです。
さっそくご紹介します。
目次
早稲田は、英語4技能に秀でた学生を求めている
2022年度については、※社会科学部のグローバル入試(英語学位プログラム)、文化構想学部の国際日本文化論プログラム(JCulP)日本学生入学試験、国際教養学部AO入学試験、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の英語学位プログラム特別入学試験で英語資格の提出が必要でした。
一般選抜入試においても、2021年度入試から、国際教養学部・商学部・文化構想学部・文学部で英語4技能テスト利用型がスタートしましたが、今回は2022年度の総合型選抜(AO)入試(4月入学)をみていきましょう。
※2023年度入試から社会科学部のグローバル入試(英語学位プログラム)の4月入学の募集および又、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の英語学位プログラム特別入学試験について募集が停止されるため、その概要については記述いたしません。
文化構想学部の国際日本文化論プログラム(JCulP)<日本学生入学試験>
アドミッションポリシー
早稲田大学文化構想学部多元文化論系 JCulP で学ぶことを強く希望する者。
英語学位プログラムGlobal Studies in Japanese Cultures Program (JCulP:国際日本文化論プログラム)は、日本文化を世界的な視野のもとに学び、かつその成果を広く世界に向けて発信できる人材の育成を目指すプログラムです。
募集人数
15名
出願資格
英語4技能テストについて、基準点以上の結果を提出する者。実用英語技能検定(英検)の場合、CSE 2.0スコア2,300点以上。英語4 技能(Listening、Reading、Speaking、Writing)に関して、各技能の基準点はない。
その他の出願資格・条件
2022年度については、高等学校等の成績による出願資格基準はない。
選考方法
- 第1次試験 書類審査 出願時提出の所定書類による審査
- 第2次試験 英語による面接試験。 第1次試験合格者のみを対象として実施
試験日程概要
出願期間(9月上旬)~ 書類審査 ~ 書類審査合格者発表(11月中旬)~ 面接試験(12月上旬)
最終合格者発表(12月下旬)
併願
可能
国際教養学部AO入学試験
アドミッションポリシー
早稲田大学の掲げる『学問の独立』という理念のもと、高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から迎え入れる。
- 英語で学習する強い意欲を持つ者
- 母語以外の言語で効果的に意思疎通できる言語能力、または、その潜在能力を有する者
- 複数の学問分野の視点から諸課題に取り組むにあたり、総じて高い学力、または、その潜在能力を有する者
- 独自の視点から問題を分析できる批判的能力、または、その潜在能力を有する者
- 考えや情報を発表するときに、明確かつ正確にそれらを伝達できる表現能力、または、その潜在能力を有する者
- 日本国内外での局所的かつ広域的な、多様な文化、修学の経験を持ち、本学部に多様性をもたらす者
- 新しい環境において生活、学習することに挑戦できる社会的・心理的な適応性と柔軟性を有する者
- 国際的、比較相対的視点から知的、道徳的問題に取り組む意思と意欲を有する者
募集人数
100名
出願資格
英語4技能テストの基準点や指定級による出願資格はありませんが、実用英語技能検定(英検)であれば、準一級以上を取得しておくべきです。
その他の出願資格・条件
2022年度については、高等学校等の成績による出願資格基準はない。
選考方法
「書類審査」および「筆記試験」。つまり、「書類審査」のみの選考は行われず、出願者全員が「筆記試験」の対象となる。
筆記試験は、Critical Writing(あたえられた英文資料を読んで答える選択式と記述式の問題)です。
試験日程概要
出願期間(9月上旬)~ 筆記試験(10月下旬) ~ 合格者発表(11月下旬)
併願
可能
まとめ
どうしても早稲田の文系学部に入りたい!と思うのであれば、他科目はともかく、英語だけは早くから計画的に勉強しておくべきです。
できれば高校2年生の3学期まで、遅くとも高校3年生の夏休みまでに(英検であれば)準一級合格をめざしましょう!
準一級に合格していれば、前述のような学部やコースで総合型選抜入試を受験することができ、仮にそれが不合格であったとしても
一般選抜入試の英語4技能テスト利用型方式等で再チャレンジする2段構えの現役合格スキームを構築することができます。
早稲田大学は英語4技能に秀でた学生を求めています。まずは、そのメッセージをしっかりと受け止めましょう。
※このブログは、記述日に確認した早稲田大学の2022年入試要項の内容に基づいて書いております。諸条件等については変更される場合がございますので、必ずご自身で大学のホームページ、入試案内冊子など最新の情報をご確認ください。
※ 英検は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このプログラムは、同協会の承認や推奨、その他検分等を受けておりません。英検の正式名称は「実用英語技能検定」といいます。
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