2022年英検が利用できる学習院大学の総合型選抜入試（AO入試）

学校推薦型選抜では指定校でも公募制でも、英検の指定級および指定スコアを利用できる学部・学科がありましたが、総合型選抜（AO）での募集は、国際社会学部の国際社会学科だけでした。

国際社会学部・国際社会学科の総合型選抜

アドミッション・ポリシー

国際社会科学部は、国際的に活躍したいという気持ちを持った学生を受け入れ、世界のいろいろな国の出身者と協力して働くことができるような人材、そして、海外でのビジネスに積極的に応じる能力を身につけた人材を輩出することで、人類の福祉に貢献することを目指しています。複雑な国際社会で活躍するためには、その仕組みを理解することが必要です。そのために、国際社会学部では、法学・経済学・経営学・地域研究・社会学といった社会科学の考え方と手法を適用して、広い視野から国際社会の問題や現象を分析し理解する力を身につけることを目指しています。また、自らの考えがまとまったら、それを相手に伝えるコミュニケーション能力も国際社会で活躍するうえでは不可欠です。国際社会科学部では、英語を使って、情報をやり取りする力を身につけることも目標としています。

国際社会科学部は、グローバル化する現代で、積極的に国際的な環境に身に置いて活躍の場を見つけたいと考えているチャレンジ精神のある人に、特に向いています。国際社会科学部では、国際社会の制度や歴史といった基本的な知識を基に、論理的に分析し、データを用いて現状の把握や仮説の検証を行います。そして、分析結果を使って国際的な経済社会で発生する様々な課題への解決策を考えます。そこで、国際社会科学部を志望する人たちには、社会科の科目に加えて、数学など高校時代には幅広くさまざまな科目を広く積極的に履修することを期待します。また、テレビ・新聞・書籍・インターネットなどで発信されている国際社会の多様な話題に関心を持ち、自らの考えや意見をまとめられる力を身につけておくことも期待します。英語に関しては、使うことができるようになることを重視していますので、高校時代から英語にふれる時間を十分に取ることを期待します。

募集人員

20名

受験資格英検級およびスコア

実用英語技能検定準一級以上合格且つCSEスコア2304点以上（※取得後、2年以内のもの）

選考方法

卒業後に国際社会で活躍するために、国際社会科学部の社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある方を対象とした入試です。国際社会科学部にふさわしい能力や適性と、学習に対する意欲や目的意識を、出願書類・筆記試験・口頭試問から総合的に判断し合否が決定されます。

過去の志願者数・合格者数・倍率

	志願者	合格者	倍率
2021年	151	33	4.6倍
2020年	160	36	4.4倍
2019年	147	47	3.1倍

その他の出願資格・条件

学習院大学の入試要項をご確認ください。2022年度については、高等学校等の成績による出願資格基準はありませんでした。

まとめ

自分は、学習院大学国際社会科学部を総合型選抜入試（AO入試）のアドミッション・ポリシーにある「積極的に国際的な環境に身に置いて活躍の場を見つけたいと考えているチャレンジ精神のある人」であるかどうかを自ら確認すること。そして、その答えがYESであれば、合格するためにアドミッション・ポリシーにある対策を講じていきましょう。先ずは、英検準一級の合格とCSEスコア2304点以上のクリアーです。

※このブログは、記述日に確認した学習院大学の2022年入試要項の内容に基づいて書いております。英語外部検定利用入試に関する諸条件については変更される場合もございますので、必ずご自身で最新化された学習院大学の入試要項をご確認ください。又、2023年度以降についても変更される場合がありますので、同様に学習院大学の大学最新の入試要項をご確認ください。

※ 英検は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このプログラムは、同協会の承認や推奨、その他検分等を受けておりません。英検の正式名称は「実用英語技能検定」といいます。

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