【外検】早稲田合格体験記

E判定の私が早稲田大学に合格!その理由のひとつは?

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模試でE判定だった私が早稲田に合格!その理由のひとつは?

難関大学をめざす受験生の皆さんにお伝えしたい、私が早稲田に合格できた理由のひとつ

2021年の春、私は記念受験だったはずの早稲田大学文学部に合格しました。そんな私の経験と成功の理由のひとつを、私と同じように難関大学をめざしておられる皆さんにお伝えしたいと思います。

高2の2学期、出願要件を満たすために英検®を受け始める

私のもともとの第一志望は立教大学の社会学部メディア社会学科でした。

立教大学は大学独自の英語試験がなく、英検®や他の英語検定試験のスコアで英語が採点される方式です。また、密かに狙っていた(当時、私の全国模試の偏差値は60未満でしたので絶望的でしたが)早稲田大学の文学部と文化構想学部の「英語4技能利用試験」の英検®出願要件が「2,200点以上かつ各技能500点以上」でしたので、そのスコアを目標に高2の2学期から定期的に英検®を受けはじめました。

高3の6月に行われた英検®2級の試験で4技能総合2,211点(Reading 556点、Listening529点、Writing590点、Speaking536点)を取得しました。「総合スコア2,200点、各技能も500点」を超えましたので、とりあえず当初の目標はクリアです。

その2か月後の8月、さらにスコアを上げようともう一度英検®2級を受けましたが、結果は4技能総合2,181点(Reading 616点、Listening525点、Writing553点、Speaking487点)。逆にスコアを落としてしまったのです。

そのことで私はすっかり英検®に対するやる気をなくしてしまいました。また英検®の勉強ばかりしているわけにもいかないので、6月のスコアで大学受験することを決め、勉強時間の配分を大幅に国語と日本史に振り分けました。

英検®準一級の必要性を再認識

そうこうしているうちに10月となり、模試の結果も希望大学はE判定ばかり、かなり焦っていました。そんな時、同じ高校で難関大学を目指している友人達が次々と英検®準1級に合格していることを聞いたのです。さらに、準1級を持っていないと立教は難しいという声も聞こえてきたので私の焦りは頂点に達しました。

念願の立教に合格するためには英検®のハイスコアが必須です。私は英検®準1級を受けることを決意しました。とは言え、2級から準1級では単語の数だけでも+3,000語必要と言われています。

試験日は11月22日です…。

英検対策ドットコムのラルフ先生との出会い

試験日まで一か月間足らず。「どうしよう~」と悩んでいたところ、スタートアップに向けて準備中だった英検対策ドットコムの英検®準1級対策マンツーマン・オンライン・プログラムを父から紹介されたのです。

正直その話を聞いたときは半信半疑で「受験3カ月前の大切な時間が無駄になったらどうしてくれるの?」などとも考えました。とはいえ時間はありません。まさに藁をもすがる思いで、試験日前日までの2週間(50分×10日間)、特別に私の苦手克服のためにオーダーメイドしてくれるというプログラムを受講したのです。

 その結果、11月に受けた英検®の試験で「4技能総合2,382点(Reading 617点、Listening 611点、Writing 539点、Speaking 615点)」というハイスコアを出すことができました!

 残念ながら一次試験(RLW3技能)で得点が足りなかったため準1級に合格することはできなかったのですが、伸び悩んでいたListeningとSpeakingで高得点を稼げたことがこのスコアに繋がりました。それは、間違いなくこの2週間のプログラムを受講した成果でした。

 私を教えてくれた英検対策ドットコムの先生の名前はラルフ、セブ島に住むフィリピン人の男性です。プログラム開始前、父よりラルフの写真を見せられた時は“髭を生やしていてなんか怖そうな人”という印象でしたが、プログラムが始まってみるととても優しくて、すぐに打ち解けることができました。

 プログラムはマンツーマン&オンラインで、”英語のみ”で行われます。プログラムがスタートして3~4日は、英語だけというコミュニケーションに慣れなくて、それもグループレッスンではなく逃げ場のないマンツーマンですので、言葉が全然出てこなくて頭が真っ白になることもしばしばありました。

 ところが不思議と5日目以降は比較的スムーズに会話ができるようになっていきました。少しずつ英語脳になっていたのかもしれません。そして、何よりラルフは教え方がいつも適切で丁寧でした。彼は、愛知県の私立高校(その高校は3年間のカリキュラムに留学を組み込むなど高度な英語教育を通して難関大学への進学率を上げているとのことです。)に3年間ALT(外国語指導助手)として勤めていた経験がありました。

 その教育現場の中で英検®対策の勉強方法や英検®2次試験の面接官がどのようなポイントで加点するかなどを分析研究し、実践的に生徒に教えていたと聞きました。確かに、ラルフは私が自分自身では気付かなかった弱点や、間違いのパターンをすぐに見抜き的確に修正してくれました。いま振り返ってもラルフとの英語学習は本当に充実したものだったと思います。

 11月の英検®の結果を糧に、受験本番までの2ヶ月間、私は国語と日本史の勉強に集中することができました。「立教の英語はなんとかこのスコアでいける!」という微かな安心感が頭のどこかにあったのだと思います。

結果発表

年が明けて共通テスト。センター試験に代わる新しい試みという事で平均点が10%程度下がるのではないかと予想される中、自己採点で3科目平均75%の正解率!これは共通テスト利用入試を行う大学に受かったのでは!!と喜んだのも束の間、ほぼ例年通りの平均点だったと知った時はかなり落ち込みました。

そんな中、本番へ。結果は次の通りです。(発表通知順)

  • 立命館
  • 立教
  • 南山
  • 早稲田
  • 青山学院

合格!!

産業社会学部 現代社会学科 メディア社会専攻 全学統一方式(文系)

合格!!(2次一般入試でも合格)

法学部 法学科 大学共通テスト利用入試(3科目型)
社会学部メディア社会学科 一般入試
法学部 国際ビジネス法学科 一般入試

不合格

総合政策学部 総合政策学科 共通テスト利用入試

合格!!

文学部 一般選抜(英語4技能テスト利用方式)

不合格

総合文化政策部 全学部一般選抜

振り返るとこの1年6ヶ月の間、自分自身本当によく勉強したと思います。家庭の経済的な事情やコロナ禍ということもあり一般的な塾には通わず、専らスタディサプリ、参考書と問題集の演習を中心とした受験勉強でした。それでも、受験本番における日本史はどの大学の試験でも正答率は80%を超えていましたし、苦手でどうしようもなかった古文や漢文も本番までに何とか克服することができました。  しかし結果を見てわかるように、英検®スコアが合格に大いに貢献してくれたことは間違いありません。立教大学3つの合格は6月の英検®スコア2,211点では難しかったと思います。早稲田大学文学部についても、合格できたのは英語4技能テスト利用方式ですので、一般選抜の英語の点数では合格できませんでした。また英検®スコアを利用できなかった青山学院大学と南山大学は不合格です。

高3夏までに英検®準1級をめざそう!

今回、私の経験から難関大学を目指す皆さんにお伝えしたいのは、「絶対に高校3年の夏までに英語外部検定試験で高いスコアを取っておいた方が良い!!」という事です。私の場合、英検®しかわかりませんが、仮に私が高校3年生の夏までに英検®準一級(またはそれに準ずるスコア)を取れていたとしたら、難関大学への総合型選抜入試(旧AO入試や旧自己推薦入試)も考えたかもしれません。そしてそれがダメでも、おそらくもっと心に余裕をもって一般入試に向けた勉強を進めていくことができたと思うのです。

私が早稲田大学に合格できた理由のひとつ、それは間違いなく英検®スコアです。このレポートがこれから難関大学を目指す皆さんの一助になってくれればとても嬉しいです。どうかがんばってください!

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