2022年/2023年 英検準2級の学習方法と対策について
英検準2級に挑戦したい、だけど、何から手をつけたらよいかわからない。そんな方に向けた記事です。
英検準2級合格の為に必要な情報をまとめています。出題の傾向や特徴、効率的な勉強方法などをご紹介。
英検準2級を受験する方、受験を検討している方は、是非参考にしてください。
目次
英検とは?
英検とは、日本英語検定協会が実施する検定試験で、正式名称は、「実用英語技能検定」といいます。
毎年約250万人が受験している、日本では誰もが知る、ポピュラーな英語の技能検定です。英検の特徴は、「読む」・「書く」・「聞く」・「話す」の4技能を測定できる点です。大学入試、就職など様々な場面で英語力を証明する資格として活用することができます。
英検準2級を受験するメリット
高校生にとって、中級の英語レベルを証明することができる英検準2級は、学習の進捗を確認する目安となります。高校1年生で合格することができれば、英語レベルが標準以上であることが証明でき、英検準2級を持っていることで、大学入試において、出願資格が得られたり、得点に加点されるなどの、優遇措置を受けられるケースがあります。
詳しくは、外検入試の情報をまとめた記事がありますので、そちらをご参照下さい。
英検準2級の試験内容
英検準2級には、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)があります。
一次試験
一次試験は、筆記試験とリスニングテストの2部構成です。
筆記試験は75分間で行われ、リーディングとライティングの2技能が判定されます。
リスニングテストは、約25分程度で、筆記試験に続いて実施されます。
解凍形式は、英作文のみ記述で行われますが、それ以外は、マーク式となっています。
問題構成は下記の通りです。
【筆記試験】
- リーディング
- ライティング
◇短文の語句 【形式】空所補充
短文または会話文の空所に、文脈に合う適切な語句を補う。
◇会話文の文 【形式】空所補充
会話文の空所に適切な文や語句を補う。
◇長文の語句 【形式】空所補充
パッセージ(長文)の空所に、文脈に合う適切な語句を補う。
◇長文の内容 【形式】一致選択
パッセージ(長文)の内容に関する質問に答える。
◇英作文
質問に対する回答を英文で書く。
【リスニングテスト】
- 第一部
- 第2部
- 第3部
英会話の応答分【選択】
会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送一回)
会話の内容【一致選択】
会話の内容に関する質問に答える。(放送一回)
文の内容【一致選択】
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
英検準2級では、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツなど、生活の身近にあるトピックが出題されます。
二次試験
二次試験は、面接形式のスピーキングテストです。
日本人あるいは、ネイティブの外国人の面接官と1対1で、約6分程度テストを行います。
英検準二級の二次試験では、日常生活の話題が主に出題されます。
英検準2級の試験日程
英検準2級は年に3回実施されます。実施月は下記のとおりです。
- 第1回
- 第2回
- 第3回
一次試験:5月
二次試験:6月~7月
一次試験:10月
二次試験:11月
一次試験:1月
二次試験:2月
検定は年3回、全国各地の会場で実施されています。
英検準2級の学習方法
過去問で問題演習
英検は、出題形式が統一されています。過去問を解くことで、試験に慣れるだけでも、正答率をあげることができます。まずは、試験の形式に慣れましょう。時間を計りながら実施することで、どれくらいの速さで解答しなければならないかをつかんでいく事が大切です。
苦手分野を発見する
英検の過去問を解き終わったら、答え合わせをし、間違えた問題を重点的に見直していきます。英検準2級の合格ラインは公式には発表されていませんが、6割程度が合格ラインと言えます。正答率が6割を切ってしまっている設問に関しては、苦手分野としてとらえ、改善が必要になります。
文法を強化する
英検準二級によく出題される文法事項を学びましょう。英検は出題形式が一定で、文法に関しても、英検準二級によく出題される文法問題には特徴があります。過去問をたくさん解くことで、出題傾向をつかみ、よく出題される文法に関して、重点的に勉強をしておく必要があります。
重要単語を覚える
英検準2級に常に出る基本単語400語をまずは、覚えましょう。出題率が高い順に並べてある単語集が販売されていますので、効率よく語彙力を高める学習をしましょう。400語~700語の単語を覚えれば、英検準二級に合格できるレベルになったと言えます。
英検準2級の合格に必要な学習時間
過去問6回分+英作文2問の演習:12時間程度
答え合わせ+苦手分野の発見:8時間程度
苦手分野の克服:1分野につき2時間程度
二次試験の問題演習過去問6回分で6時間程度
苦手分野の克服には、20時間から40時間程度かけるのが良いでしょう。
英検対策ドットコムの英検準2級対策コース
英検対策ドットコムでは、上記の学習方法をコーチングスタッフとともにアドバイスを踏まえながら対策するコースをご用意しています。
また、実際に1対1でのオンラインレッスンを通して、二次試験リスニング対策を実際の本番を想定して、反復練習をしていきます。
圧倒的な学習量、アウトプット量で自信を持って受験できるまで訓練することができます。
詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
英検対策ドットコム/コース一覧
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英検準2級の試験について、把握できたでしょうか?
英検は問題形式が決まっていますので、形式を把握した上で、学習を進めることで、最短で合格を勝ち取ることができます。
地道な対策が合格のカギではありますが、二次試験のリスニング対策など、特に、本番に弱いという方には、本番を想定した訓練を積み重ねておく必要があります。
- 投稿者: YOSHIE SAKAI
- 英検対策
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